Webマーケターってどんな仕事?稼げるの?
必要なスキルって何?未経験からでもなれるの?

こんな疑問にこたえます。
●本記事の内容
・Webマーケターの仕事内容を解説
・Webマーケターに必要なスキルが分かる
・Webマーケターの年収が分かる
・Webマーケターにおすすめの転職活動が分かる
この記事を書いているぼくは、Webマーケティング歴10年の経験者です。
ぼくはWebマーケターとして経験を積み、転職サイト・転職エージェントを活用して年収を1.5倍にした経験があります。
Webマーケターのスキルは一生モノになるので、会社員のキャリアアップ、副業、独立でも使えます。
オンラインサービスが主流になった現代では、Webマーケティングの知識やスキルを持っている人は必要とされるので学んでおいて損はないです。
というわけでこの記事では、「Webマーケターの仕事内容や必要なスキル、年収、転職方法」について解説します
未経験からWebマーケターをめざす人、Webマーケターとしてキャリアアップをめざす人にとって参考になればと思います。
Webマーケターとは

「Webマーケター」とは、Webマーケティングの仕事をする人のことを指します。
Webマーケターは、オンライン化が進む現代ではとても需要があります。
そのため転職市場でも人気の職種で、スキルや経験によって20代、30代でも待遇のよい条件で転職できたり、高年収になることもあります。
Webマーケターの仕事

Webマーケターの仕事は、主にWebサイトを中心としたマーケティング業務を行います。
「Webサイト」というのは、自分たちが運営している公式ホームページやEコマースサイト、ショッピングサイトや自社商品を扱う他社サイトを含みます。
そして「マーケティング」とは、「モノを売る仕組み」のことを指します。
顧客がもとめるものを生みだし、効率的に長く売れるように、人を集めるところから買ってもらう仕組みをつくることを「マーケティング」と呼びます。
つまり、「Webサイトを通してモノを売る仕組みをつくる人」をWebマーケターと呼ぶ、と覚えると良いです。
じゃあそのWebマーケターさんはどんな仕事をしているの?というのを紹介していきます。
Webマーケターの仕事は3つに分けられます。
集客:人をつれてくること
購入:つれてきて買ってもらうこと
改善:売上をあげるために工夫をすること
詳しく解説していきますね。
Webサイトに人をつれてくる
まずWebマーケターとして重要な仕事になるのが「集客」です。
集客とは、Web上にいる人を自分たちの売り場につれてくることです。
そのため、グーグルやヤフーといった検索サイトの上位を狙うための「SEO対策」や商品を探している人に向けて広告を使って人を集めます。
他にもTwitterやFacebook、インスタグラムといったSNSでの発信、ブログを書くなどして人を集めることをします。
つれてきて買ってもらう
Webサイトに人をつれてきたら、商品を紹介して買ってもらう必要があります。
そのため、Webサイトに訪れた人が買いたくなるようにストーリーづくりをしながら商品紹介をしていきます。
これを「セールスライティング」といいます。
セールスライティングを覚えると、対面ではなくWebで商品を売る力がつくので身につけておきたいスキルのひとつです。
ほかにも買い物がしやすいようなデザインや体験をつくったりします。これをUI・UXといいます。
また購入した人にリピートしてもらうためにメルマガ配信をすることもあります。
継続して売上を上げるための「改善」
Webマーケターは買ってもらったら終わり、という仕事ではありません。
買い続けてもらうために、Webサイトを見直したり、商品のデータ分析をすることもあります。
そのため、分かりやすい導線にするためのサイトリニューアル、ツールを使ったデータ分析などの施策を行います。
他にもスムーズに買い物ができるようにページの最適化をしたり、離脱しないようなフォーム設計(EFOといいます)などの施策も行います。
Webマーケターに必要なスキル

続いてWebマーケターとしてキャリアを積み、活躍の場を広げるために習得しておきたいスキルについて解説します。
WEBマーケターに必要なスキルは、4つ。
・顧客理解力
・コミュニケーション力
・企画実行力
・仮説思考力
具体的に解説していきましょう。
顔の見えない顧客を理解する力(顧客理解力)
Webマーケターに必須とされるスキルは「顧客理解力」です。
マーケティングでは、顧客を理解する必要があります。
なぜなら自分たちの商品を売る際に、どんな人が買うのかを理解しなければ効果的なマーケティングができないからです。
しかしWebマーケティングではWeb上の顧客の顔は見えません。
顔の見えない顧客を想像しながらも、顧客側の視点にたって、「顧客が何を求めているか」「顧客が解決したい課題は何か」を理解する力が必要となります。
Webマーケターは、自分だったら自社のサービスを使うのか、使わないとしたら何が不足しているのかなど、ユーザーの視点に立って物事を考える力が求められます。
推進するためのコミュニケーション力
Webマーケターに必要とされるスキル2つ目は「コミュニケーション力」です。
たとえば事業会社であれば、Webマーケティングをする際に開発チームやシステムチームなどが必要です。
それ以外にも、顧客理解を深めるため直接インタビューなども行います。
こうした「社内メンバーや取引先との対話」「顧客との対話」など様々なパートナーの協力を得るためにコミュニケーション力はとても重要です。
立案した企画を実行する力
必要なスキルの3つ目は、「企画実行力」です。
Webマーケターは、日々変化する市場や顧客ニーズに合わせて集客やプロモーションの企画を立てたり、リピーター向けの企画を考えていく必要があります。
ただ、せっかく企画を立ててもうまく説明できずに社内の承認を得ることができなかったり、営業やカスタマーセンターの部門を説得できなかったりと企画倒れになることも。
マーケターはこれらの壁を乗り越え、自らの力で推し進めるための強烈な実行力が必要となります。
高速PDCAを回すための仮説思考力
必要なスキル4つ目は、「仮説思考力」です。
Webマーケターは、綿密な計画よりも起きている事実を正しくとらえて仮説を出してすばやく実行する高速PDCAが必要です。
この高速PDCAを回すために必要なのが「仮説思考力」です。
一見すると行動力が必要と思われますが、行動だけで成果が出せる世界ではありません。
Webマーケティングで行う施策には成功と失敗が必ずあります。
なぜ成功したのか、なぜ失敗したのかを振り返り、そこから仮説を洗い出し次に活かさなければ成果を上げることはできません。
そのため、成功失敗の事実を正しく見る力とそこから考えられる仮説を洗い出し次のアクションに活かす力が求められます。
Webマーケターの年収

続いてWebの年収について解説します。
Webマーケティングの職種は需要があるため、スキルや経験値によって転職市場で高待遇な条件や高年収になることもあります。
年収相場は約300万~800万円
転職市場でのWebマーケターの年収相場はおよそ300万~800万です。
Web上の集客ができるという点ではどの業界でもWebマーケターは求められており、仕事がなくなることはなく安定した職種と言えます。
ではなぜ年収にこれだけのギャップがあるのでしょうか。
これについて解説します。
年収の差は業界や役職に関係する
全国の求人を調査して年収相場を見てみると、事業会社が300万~600万くらい、広告代理店やコンサルティング業界であれば500万~800万くらいです。
Webマーケティングはどの業界でも必要とされていますが、年収はある程度決まっています。そして高年収を得るには、それに合うスキルや経験を持つ必要があります。
高年収を狙うのであれば、Webマーケティング業務を自分でやるのではなく、マネジャーや責任者としてメンバーやパートナーを動かし成果を上げる役職に就くことが必要です。
指示に基づいて業務を行うプレイヤーは年収500万くらいが限界で、リーダーとしてマネジメントする側になると年収650万くらい、さらに責任者として事業PLを持つようになって年収800万をねらえます。
Webマーケターは資格が必要?

安定した需要のあるWebマーケターですが、何か資格が必要なのでしょうか。
これについて解説します。
Webマーケティングに役立つ資格
Webマーケティングで成果を出すために役立つ資格はあります。
その資格とは、この9つです。
・ウェブ解析士
・統計検定
・Google広告認定資格
・Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)
・Yahoo!プロモーション広告プロフェッショナル認定
・Webアナリスト検定
・マーケティング・ビジネス実務検定
・IMA検定
・Webディレクター試験
これらの資格を取るとWebマーケティングの理解力が上がり、成果を出しやすくなります。
資格の取り方、資格の詳細はこちらの記事をどうぞ↓
資格を取らなくても仕事はできる
じつは資格がなくてもWebマーケターとしての仕事はできます。
たとえばWebライティングやSEO対策などは資格がなくてもできます。
しかしこれらの仕事をするためには、最低限の知識が必要になります。
この知識をつけるのにおすすめなのが「本」です。
本は体系的に学ぶことができるため、初心者でも勉強しやすく知識レベルや習得するスキルに合わせて買うことができるのがメリットです。
Webマーケターは未経験でも転職可能?

Webマーケターは未経験でも転職可能なのでしょうか。そして転職市場ではどのくらい需要があるのでしょうか。
これについて解説します。
未経験でも転職できる
Webマーケターの魅力は未経験者でも転職できることです。
未経験でも採用したいという企業は一定数います。
その理由は、Webマーケティングの業務が確立している企業の場合、社内でノウハウがあったり独自に教育システムがあるため、未経験者でも育成することが可能なためです。
ただし、未経験である以上は年収がそこまで期待できないため、1年程度は「学びの期間」として割り切って転職するほうが良いでしょう。
なお全国の求人で見ると未経験でもOKなのは20代~30代が多いです。
おすすめの転職活動方法

転職市場で需要のあるWebマーケターですが、どのような転職活動が良いでしょうか。
これについて解説します。
おすすめの転職活動
私も過去にWebマーケターとして2度転職した経験があります。その経験からおすすめの転職活動について解説します。
転職活動でおすすめなのは、この3つです。
①転職エージェントに紹介してもらう
②転職求人サイトで探す
③直接訪問する
ではひとつずつ紹介します。
転職エージェントに紹介してもらう
私は「転職エージェント」に無料で求人を紹介してもらうことをおすすめします。
転職エージェントは、自分の能力や条件にあった求人を紹介してくれますし、面談の日程調整や面談後のフィードバック、履歴書の添削や面接のアドバイスが無料で受けられます。
私がWebマーケターとして転職した際も転職エージェントを2回利用しましたので、活用して損なしです。
参考記事:Webマーケティング業界に強い転職エージェントを紹介
もちろん当社でもWebマーケターの転職相談を受け付けています。
未経験者、経験者問わずお気軽にご相談ください。
転職求人サイトで探す
現在多くの転職求人サイトが存在し、大手はリクナビ、マイナビ、Doda、Indeedといった転職求人サイトが有名どころです。
私もこういった転職求人サイトで探したことがあります。
自分に合った方法で転職活動することで良い条件の求人に巡り合うことができます。
ただ時間と手間がかかるので個人的には「転職エージェント」をおすすめします。
直接訪問する
転職活動で一番のおすすめは自分の目で企業を確かめることです。
実際に見ることで求人票には見えない空気感や社員同士の会話、受付対応、会社全体の雰囲気などを感じることができます。
しかし転職活動中は実際に訪問して社員と話す機会を持つことは難しく、また時間もかかります。
そんなときに役立つのが「Wantedly」です。
Wantedlyはスカウト型、オファー型、逆求人、SNS型と言われる転職求人メディアです。私もかなり使い込みましたので一度登録してみると良いでしょう。
WEBマーケター未経験から転職する方法

Webマーケターになりたいけど未経験だから転職できないかも、と考えている人におすすめなのがWebマーケティングスクールです。
実はWebマーケティングを学べる本格的なスクールがDMMにあります。
このスクールは講師がWebマーケターであり、転職保証や20日間の全額返金保証などがあります。
最大の特徴はWebマーケター未経験者でも転職できるようになるスクールなのです。
企業に就職してマーケティングを学ぶとなると1~2年かかるので、短期間のスクールでマーケティングが学べて転職できるとなると相当お得です。
無料でカウンセリングをしてくれるので自分がWebマーケターに向いているかチェックしてもらいましょう。
カウンセリングでの強引な営業はありませんし、入会を断ったからといってお金を請求されることもありません。
→DMM Webマーケティングスクールの無料カウンセリングに応募するまとめ
マーケターは、デジタル化が進むことでますます必要とされていく職種です。
すでに需要に対して人材が不足しているため、未経験でもキャリアを積めるチャンスがあります。
マーケターは、デジタル化が進むことでますます必要とされていく職種です。
すでに需要に対して人材が不足しているため、未経験でもキャリアを積めるチャンスがあるので経験をつむことで「デジタルマーケター」へのキャリアもあり、高年収をゲットするチャンスがあります。
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